夏のイベントのご協力のお願い

7/17(火)・18(水)の2日間、チーム王冠にて活動して来ました。

2日間同じ場所で同じ作業をし、その中で地元の方と自然な流れでお話しすることができ、私としてはとても有意義なものでした。
慣れない仕事で遅々として進まず、お手伝いとしてはあまり戦力にはなれなかったのですが。それでもそのお宅のお母さんは「一つでも手伝ってくれることがありがたい、遠くから来てくれた人と話ができて嬉しい」といってくださいました。

詳細はまたご報告しますが、今回感じたことは、「生活共同体(コミュニティー)が壊れてしまったことが再生を難しくしている」ということでした。
以前は、農家と漁業がそれぞれの繁忙期に人員を都合して助け合えたが、今は地元から人が減ってしまい、それができなくなってしまった、と。

また以前から耳にしていましたが、震災前と同じ住人の地域であっても、近隣住人がどんな被災状況かが分からず安易に声をかけられないこと、それぞれが日々の生活で精一杯であること、時間的にも予算的にも以前に行っていたお祭りやイベントにまで手が回らないこと、、、などなど。

コミュニティーは新しく作ればいいじゃないか、作るなら自分たちの手でやればいいじゃないか、というご意見もあるかもしれません。
しかし今述べたように、地元の人たちだけでは全部を作り上げられないところがたくさんあります。(当然私たちも、地元の人たちでできるところに無理やりお手伝いに行くつもりはありません。)

以前にチーム王冠の伊藤代表から聞いたお話として、
「支援しているグループのリーダーさんが『自分たちはもう物資支援は結構です』と断ってきたところでも、後になって、『ハンカチ1枚でもいいから欲しい、物資が欲しいんじゃなくて、それをきっかけに近所の人と話ができるし、世間から忘れられていないんだと思える』というところもある。
中には物資をくれくれと言う人もいるけれど、大多数の東北人は我慢強いし遠慮深い。その人たちが『やっぱりもう少し助けてくれませんか』と言っているんだ」と。

私も行くたびに東北の人は我慢強いなぁと思います。
その人たちが手を貸してくださいと言ううちは、できる手助けを続けたい。

東北ほっとプロジェクトのブログに、会長の笠原君がイベントへのご協力を呼びかけています。私も後方支援としてお手伝いしています。
昨年の実績も載っていますが、昨年は支援物資もあった上での費用なので、今年はこれを上回る出費を覚悟しています。
ほんの少しのお気持ちで結構です。ご協力いただければ幸いです。いつもお願いばかりで恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。

http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/07/blog-post_15.html

支援金、運営のお手伝い、食材等の現物支給などを募っています。

◆支援金の送金先
ゆうちょ銀行 (総合口座)10200―2417881 
(名義)東北ほっとプロジェクト     

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(名義)東北ほっとプロジェクト

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※ 先日の活動記録はまた別途ご報告致します。