お化粧品ご寄付のお願い

名取の仮設住宅の夏祭りのご協力をお願いしている最中に、重ねてのお願いで恐縮なのですが、試供品などで使っていないお化粧品がありましたら、ご寄付いただけますでしょうか。

来週8/21(火)・22(水)と、宮城県の田代島(石巻から船で40分程度)で、島のおばあちゃんたちにメイクをして写真を撮ることになりました。杉崎順一と杉崎庸子の2名で行ってまいります。
(メイクの前に、ヘアカットを専門の方がします)

高齢化が進んでいる島で、お化粧をしたことがないという方もいらっしゃるとの事前情報がありました。そんな島でヘアカットとメイクをし、さらに写真撮影をして明るい気持ちになっていただけたらという企画です。

正直、私自身、あまりお化粧品を持っておらず、メイク技術もないのですが、島のおばあちゃん方にメイクをして元気になるお手伝いをするということで、一念発起しました。
当日メイクを受ける人数はまだ不明なのですが、1日半あるので、好評で口コミなどで広まれば、20人くらいにはなるかもしれませんね。


募集するのは以下のものです。

・下地クリーム
・ファンデーション
・アイシャドウ
・アイブロウ
・口紅
・マニキュア

・旅行用などで小分けになっているメイク落とし
・同様に、洗顔フォーム
・同様に、ネイル落とし
★メイク落としの類は、ご自宅に持って帰っていただくため、最初から小分けになっていると助かります。

お肌の色などによって似合う色が異なるので、いろいろな色味を集めたいと思っています。
「試供品でもらったものが余っている」、「買ったけど、使わなかった(ほとんど使っていない)」というようなものがありましたら、お送りいただけたら助かります。
直接、肌につけるものなので、購入後(入手後)1年未満のものでお願いします。

ご寄付いただけるものがある方は、
sugisaki@shichiya.biz
までメールにてご連絡ください。送付先をお知らせ致します。

どうぞよろしくお願い致します。

石巻での漁業支援活動

遅ればせながら、7月中旬の活動報告を東北ほっとプロジェクトにアップしました。

http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/08/blog-post_5.html


いろいろと再発見があり私としては実り多きものでしたが、文字にして書くことが難しくうまくまとまらなかったのですが。

できれば明日にでも、地元の方から伺ったお話も書きこみたいと思っています。


そして、明日の夜に夜行バスでまたチーム王冠に合流し、2日間活動して来ます。

本日開催!−亘理郡 鳥屋崎復興祭

亘理郡の鳥屋崎(とりやざき)地区での復興債が、今まさに始まったところです。

私は行かれなかったのですが、お手伝いに向かった笠原君と杉崎順一から写真でレポートが入りましたので、東北ほっとプロジェクトのブログに掲載しました。

ご協力、応援してくださった皆さまに、心よりお礼申し上げます。


取り急ぎ、速報ということでご報告致しました。ご覧いただければ幸いです。


http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html

夏のイベントのご協力のお願い

7/17(火)・18(水)の2日間、チーム王冠にて活動して来ました。

2日間同じ場所で同じ作業をし、その中で地元の方と自然な流れでお話しすることができ、私としてはとても有意義なものでした。
慣れない仕事で遅々として進まず、お手伝いとしてはあまり戦力にはなれなかったのですが。それでもそのお宅のお母さんは「一つでも手伝ってくれることがありがたい、遠くから来てくれた人と話ができて嬉しい」といってくださいました。

詳細はまたご報告しますが、今回感じたことは、「生活共同体(コミュニティー)が壊れてしまったことが再生を難しくしている」ということでした。
以前は、農家と漁業がそれぞれの繁忙期に人員を都合して助け合えたが、今は地元から人が減ってしまい、それができなくなってしまった、と。

また以前から耳にしていましたが、震災前と同じ住人の地域であっても、近隣住人がどんな被災状況かが分からず安易に声をかけられないこと、それぞれが日々の生活で精一杯であること、時間的にも予算的にも以前に行っていたお祭りやイベントにまで手が回らないこと、、、などなど。

コミュニティーは新しく作ればいいじゃないか、作るなら自分たちの手でやればいいじゃないか、というご意見もあるかもしれません。
しかし今述べたように、地元の人たちだけでは全部を作り上げられないところがたくさんあります。(当然私たちも、地元の人たちでできるところに無理やりお手伝いに行くつもりはありません。)

以前にチーム王冠の伊藤代表から聞いたお話として、
「支援しているグループのリーダーさんが『自分たちはもう物資支援は結構です』と断ってきたところでも、後になって、『ハンカチ1枚でもいいから欲しい、物資が欲しいんじゃなくて、それをきっかけに近所の人と話ができるし、世間から忘れられていないんだと思える』というところもある。
中には物資をくれくれと言う人もいるけれど、大多数の東北人は我慢強いし遠慮深い。その人たちが『やっぱりもう少し助けてくれませんか』と言っているんだ」と。

私も行くたびに東北の人は我慢強いなぁと思います。
その人たちが手を貸してくださいと言ううちは、できる手助けを続けたい。

東北ほっとプロジェクトのブログに、会長の笠原君がイベントへのご協力を呼びかけています。私も後方支援としてお手伝いしています。
昨年の実績も載っていますが、昨年は支援物資もあった上での費用なので、今年はこれを上回る出費を覚悟しています。
ほんの少しのお気持ちで結構です。ご協力いただければ幸いです。いつもお願いばかりで恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。

http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/07/blog-post_15.html

支援金、運営のお手伝い、食材等の現物支給などを募っています。

◆支援金の送金先
ゆうちょ銀行 (総合口座)10200―2417881 
(名義)東北ほっとプロジェクト     

※他の金融機関から振り込まれる場合は、
店名:028(ゼロニハチ) (普通)0241788 
(名義)東北ほっとプロジェクト

◆運営のお手伝いや食材の現物支給のお申し出
(東北ほっとプロジェクトのメールアドレス)
  tohoku.h.p@gmail.com
(杉崎庸子のメールアドレス)
  sugisaki@shichiya.biz



※ 先日の活動記録はまた別途ご報告致します。

お豆腐とお菓子のお届け

前回の書き込みから2ヶ月も経ってしまったのですね。この間にもこのブログを定期的に見に来てくださっている方には大変申し訳ありませんでした。

2週間前になるのですが、チーム王冠の活動に参加して来まして、その記録を東北ほっとプロジェクトのホームページに載せましたので、ご報告します。

「お豆腐とお菓子音お届け」
http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html

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ここのブログでは、私の個人的なことは極力書かないつもりでいましたが、更新がこれほど間を空けてしまったこと、それにもかかわらず見に来る方がいてくださっていることから、少々書かせていただきます。

今年に入ってから5月末まで、風邪をひいては治し、またぶり返しということを続けていました。その間もボランティアには行っていましたし、実は5月には観光で岩手の宮古から石巻まで沿岸部を車で走って来まして、皆さんに知っていただきたいことはたくさんあったのですが、書くことができませんでした。(観光の最中にも発熱する有様でした…。)

6月からはさすがにもう大丈夫なのですが、風邪をこじらせたことで体力低下が激しく、夏に向かって体調を管理しているところです。
今までに東北に行く時には、夕方まで仕事してその日の夜に出発、翌朝から丸1日活動してその足で帰路に着き、3時間ほどの仮眠で仕事開始、というパターンでしたが、そもそも基礎体力のない私には、今後もこのようなやり方では続かないと観念しました。

しかし復旧復興のお手伝いは続けていきたいので、体力のない私でもできることを見つけたいと思っています。

上記の東北ほっとプロジェクトのページにも書きましたが、近いうちにプロジェクトのメンバーで打ち合わせをします。それぞれの活動報告を聞いて今後に生かしたいです。

借上げ仮設への訪問

5/2(水)・3(木)の2日間、チーム王冠にてボランティア活動をして来ました。

東北ほっとプロジェクトのブログに更新しましたので、よろしかったらご一読ください。
借上げ仮設で生活されている方の声をご紹介しています。

「借上げ仮設への訪問」
http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html

ご挨拶と所感

東北ほっとプロジェクトのブログでは会長の笠原君がご挨拶しましたが、こちらできちんとご報告していませんでしたね。何度もご協力を呼びかけておきながら、申し訳ありません。

ストーブプロジェクトは、3月末で終了しました。
支援金やストーブの現物によるご寄付だけでなく、情報拡散など、お心を寄せてくださった皆様に、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

プロジェクトを立ち上げた時は、「取りあえず、自分たちの知り合いの義理人情に頼って資金を集めよう。150万円も集まればいいかなぁ(数字に根拠なし)」と思っていたのですが、約430万円集まり、ストーブ台数は現物寄付も含めて約600台になりました。

ストーブの調達方法、保管場所、運搬手段、スケジュール調整、仕事との兼ね合いなど、思う通りにいかないこともありましたが、私たちを信じて貴重なお金を託す方がいてくださることが、本当に勇気と力になりました。

今後は、ストーブのように東北ほっとプロジェクトとしての一丸となった活動は決まっていません。しかし、「あたたかい」と同時に「ホッと安堵する」もの(こと)を届けたいという意味を込めて名称に「ほっと」を入れた、発足当初の皆の気持ちはそのまま変わっていません。それぞれがボランティアを続けて、現場を見て、私たちにできることを模索し続けて行きます。



思い返すと、昨年の今頃は東北以外の地域では物資の買いだめが激しかったのでした。必要最低限のものを買いに行ったお店で大量の物資をカートに積んでいる人を見て、私は激しく憤りを感じていました。
その後ボランティアに行って、「娘が埼玉にいる」「親戚が横浜にいる」という人にたくさん出会いました。

そして最近になって初めて思い至ったのでした。
「こちらで買占めしていた人たちは、自分のためでなくて、東北の身内や友人に送るためや、こちらに避難してきた人のためだったのかもしれない。」と。私も東北に知り合いがいたら、きっとレジに並んで買占めしただろうな、と思うのです。

また、現地で物資の配布を実際にしてみると、「ある程度の数が揃わないと配れない」という現実も体験しました。「物があるなら配ればいいじゃないか」と、昨年は世論は自治体のやり方に非難の嵐でしたが、震災直後の混沌とした時ならともかく、「物があるから配る」をやみくもにやっても、本当に困っている人には届きません。

「現場には現場にしか分からない現実がある」
これを体験した1年間でした。1年間といっても、実際に現場にいたのは正味2週間くらいでしょうか。何もわかっていないも同然です。

震災がまだ非日常だった昨年。
1年経っても、各所で懸命に尽力してはいるものの全体としての復興は遠く、「やっぱり夢ではなかったんだ、現実なんだ」と、突きつけられます。
今年に入った頃から、もう「支援」とか「応援」とかいう言葉はそぐわない気がしています。(文章にしたり人に説明したりする時には分かりやすいので使うことはありますが。)

こんなにちっちゃなちっちゃな日本で一緒に暮らす者同士、隣人として一緒に歩いて行く、という感じでしょうか。もちろん、震災前から、みんなそれぞれ歩くスピードも生活も違うので、常に手を繋いで歩くのとも違うでしょう。傷ついた隣人がすぐ近くにいるということを心に留めて、真摯に生活して行きたいと思います。

・・・と言いつつ、私は気持ちだけが先走って行動が伴わないので、「熱い心と冷静な頭で」を忘れないようにしなければ!!(^^;)